
このようなお悩みを持たれている方におすすめの記事です。
他の多くのものがそうであるように、ブログ記事の書き方にもコツがあります。
ブログを始めたばかりの場合には、自分の書き方が合っているかわからなくて迷ってしまうことが多いと思いますが、この記事を読んでいただければ初心者の方でもプロ並のブログ記事が書けるようになります。
それでは、ステップ1から順番に見ていきましょう!
目次
ステップ1:キーワード選定

まずステップ1は「キーワード選定」です。
SEOを意識としたブログ記事を書いていく場合には、対策したいキーワードありきで記事を書いていきます。
キーワード選定については、それだけで1ページ分の解説が必要になるので、ここでは詳細は割愛しますが、まずは対策したいキーワードを明確にしましょう。
ステップ2:キーワードの検索意図分析

続いて、ステップ1で選んだキーワードの検索意図分析を行います。
ここで言う「検索意図」というのは、ユーザーがどんな思いでそのキーワードを検索しているのかということです。
例えば、「ビジネス書 読み方」であれば、ビジネス書をどのように読むと良いのか?ということを意図して検索していることが想像できます。
実際に検索してみて上位10サイトを読み込む
ユーザーの検索意図を把握するために、最もシンプルかつ効果的なのが、実際にそのキーワードで検索をして上位の10サイトを読み込むという作業です。
言ってしまえば、グーグルの検索上位10サイトというのは、グーグルの膨大なデータから「この10サイトが最もキーワードに適しているコンテンツです!」と出してくれているものになります。
つまり、この10サイトを読み込むことで、かなり正確にユーザーの検索意図を把握することができます。
グーグルサジェストキーワードも参考にしてみる
検索上位10サイトの分析をした後には、グーグルサジェストキーワードもぜひ参考にしましょう。
サジェストキーワードとは、グーグルがよく一緒に検索されるキーワードとして候補を出してくれるキーワードのことです。
サジェストキーワードを見る際には、ラッコキーワードという無料ツールがおすすめです。
こういった形でサジェストキーワードの一覧を出してくれます。

CSVダウロード機能などもあり、とても便利です。
ステップ3:仮のブログ記事タイトルをつける

続いて、仮のブログ記事のタイトルをつけましょう。
ここで「仮」としているのは、ブログ記事を一通り書き終えた後に、再度タイトルをつけ直すからです。
ですので、ここではあまり深く考えずに、ユーザーの検索意図をベースとしたタイトルをつけられればOKです。
SEO的に、対策キーワードをタイトルに入れることだけは忘れないようにしましょう。
ステップ4:記事構成を作る

ここから、記事構成を作る段階に入ります。
記事構成はWebライティングの王道の構成である、「リード文+本文+まとめ」の3パートの構成がおすすめです。
結局はこの王道のパターンが最もよく読んでもらえる形になります。
リード文
リード文は、導入文とも呼ばれることが多い、ブログ記事の最も最初に来るパートです。
ユーザーは3秒以内にそのページを読むか読まないかを判断していると言われており、このリード文がうまく書けていないとすぐに離脱されてしまいます。
リード文では、「ユーザーへの共感」と「その悩みの解決ができる記事であることのアピール」が重要なポイントです。
例えば、先ほどの「ビジネス書 読み方」のケースであれば、以下のイメージです。
リード文の例
「ビジネス書を読んで自己成長に繋げたいと思っているけれど、読んでも読んでも自分の身になっている気がしない・・・。」
このように悩まれている方は非常に多いです。
そこで、この記事では、読んだビジネス書が確実にあなたの成長に繋がる、効果的な読み方について解説します。
このようにして、ユーザーに「あ!これは自分が読みたかったものだ!」と最初に思ってもらうためのパートがリード文になります。
本文
本文では、検索意図の分析から明らかになった、ユーザーのニーズに網羅的に応えていきます。
その際に、見出し(一般的にはh2タグ)と小見出し(一般的にはh3タグ)を使って、わかりやすい文章構造にしましょう。
1つの見出しでは1つのテーマのみを扱うという形にすると、ユーザーにとても理解しやすいブログ記事にできます。
まとめ
最後のまとめのパートでは、これまで話をしてきたことを要約して伝え、「次のアクション」へ繋ぎます。
この次のアクションというのが非常に重要で、その記事を読んでもらった後にユーザーにどんな行動をしてもらいたいのかを明確にしましょう。
先ほどのビジネス書の記事の例であれば、最後におすすめのビジネス書を買ってもらう、他のビジネス書関連の記事を読んでもらう、といったことが次のアクションになるでしょう。
ステップ5:ブログ記事の本文を書く

ここまでで、記事構成が出来上がっているはずなので、ここからはブログ記事の本文を書いていきます。
ブログの記事を書く際に意識すべきポイントをまとめましたので、1つ1つ理解していきましょう。
中学生にもわかるような文章で書く
ブログの記事はとにかくシンプルで簡単に理解できる形にしてあげることが重要です。
かっこつけて難しい日本語を使ったりしても、ユーザーからしてみれば「ただ、読みにくい」だけです。
意識すべきは、そのブログ記事を「中学生」が読んでも理解できるレベルになっているかどうかです。
簡単に理解できる文章になっているかを常に見直しましょう。
1文は30文字〜50文字程度にする
ときどき見るのですが、「〇〇は△△で、〇〇が□□になり、それによって△△は〇〇の影響を・・・」と1文がとても長い記事があります。
こういった文章は脳で処理することが難しいため、ユーザーに負荷をかけてしまうことになり、離脱を生んでしまいます。
そうならないために、1文は30文字〜50文字程度にすることがおすすめです。
「あなた」を使う
ブログは確かに不特定多数の人に見てもらうものなので、「みなさん」という言葉を使いがちなのですが、これは今すぐ「あなた」に変えましょう。
なぜなら、「あなた」という言葉を使うことによって、筆者とユーザーの距離をより近くすることができるためです。
街中で大勢の人に対して、「誰か道案内をしてください!」と叫んでいる人がいても、無視する人が多いですが、あなた1人に対して「道案内してください!」と話しかけられたら何かしら反応はしますよね。
こうした距離感というものがブログを書く上では重要なポイントになり、離脱されにくい記事を作っていくことができます。
主語・述語・修飾語を明確にする
主語・述語・修飾語が明確になっていない記事もよく見ます。
主語・述語・修飾語を明確に
「昇給したら、彼女と食事や新しいPCを買う予定だ。」
→「昇給したら、彼女と食事に行ったり、新しいPCを買ったりする予定だ。」
ブログを書いている本人からしてみれば、自分が知っていることなので違和感を感じないのですが、読む側からしたら理解できないということは多々あります。
推定は使わずに言い切る
「〇〇だと思います。」「〇〇のようです。」
こうした推定の言葉はブログ記事では基本的にNGです。
そのような曖昧な情報をユーザーは求めていません。
ユーザーは、ブログ筆者の見解による具体的な解決策を求めています。
もちろん、例外的に推定を使うケースもありますが、基本は使わないことを徹底しましょう。
改行は広めに取る
改行を広めに取ることも重要です。
私の場合には、基本的に1文毎で、改行を広めに取っています。
もし、改行をせずに文字がギュウギュウに詰まってしまっている場合には、すぐに変更しましょう。
ステップ6:改めてタイトルをつけなおす

一通りブログ記事を書き終えた段階で、改めてタイトルをつけ直します。
記事本文を書いてみた上で、より適切なタイトルがつけられそうであれば、変更しましょう。
もちろん、元々つけていたものがベストという場合には、そのままで問題ありません。
ステップ7:画像の追加と文字装飾

次に画像の追加と文字装飾を行います。
まず画像についてですが、おすすめは「アイキャッチ画像+h2見出し下に1つの画像」、です。
このくらいの頻度で画像があると、ユーザーも飽きにくいですし、見出しが変わる毎に画像があると、テーマが変わったことも直感的に理解しやすいです。
次に文字装飾に関しては、2〜3種類程度で、強調したいところを装飾してあげるのがおすすめです。
あまり色を使いすぎると、目がチカチカして、読みにくいブログになってしまいます。
例えば、当ブログでは以下の3種類の装飾を使い分けています。
黒太文字:重要な単語
赤太文字:より重要な単語
黄色マーカー:重要な文節
ステップ8:1晩寝かしてから読み直す

ここで完成かと思いきや、最後の1ステップです。
それは、1晩寝かせてからの読み直しです。
なぜ、1晩寝かせるのかと言うと、一度寝て脳がリフレッシュされた後で記事を読むと、より新鮮な気持ちで自分のブログをチェックすることができるためです。
これはぜひ1度やってみてもらいたいのですが、びっくりするくらい直したいところが出てくることが多いです。
「昨日の自分は何でこんなこと書いていたんだろう・・・。」と驚きます。
この冷静な状態で、自分のブログ記事を読み直して、必要なところを書き直していきましょう。
あとはアップロードして、完成です!!
ブログ記事の書き方はこれで十分

ここまでブログ記事の書き方について、ステップバイステップで具体的に解説してきました。
基本的なブログの記事であれば、ここまで説明したことをおさえていただければ十分プロ並の記事にすることができます。
実際、私もこの方法で多くの結果が出ていますし、教えてきた方も同様の結果を出しています。
1度読んだだけではわからない部分もあると思うので、ぜひ読み直してあなたのブログに反映させてみてくださいね。